合成ゲノミクス研究チーム

ニュースリリース

  • 2024/03
    The Plant Journal誌において、以下の論文が「SEB-Wiley-TPJ Outstanding Paper awards for 2022 in the Resource Article category」を受賞しました。
    A collection of inducible transcription factor-glucocorticoid receptor fusion lines for functional analyses in Arabidopsis thaliana Plant J. 2022 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/tpj.16365
  • 2023/07
    論文が公開されました。
    Kanchana Pandian, Minami Matsui, Thomas Hankemeier, Ahmed Ali, Emiko Okubo-Kurihara "Advances in single-cell metabolomics to unravel cellular heterogeneity in plant biology",Plant Physiology, kiad357,https://doi.org/10.1093/plphys/kiad357
  • 2023/01
    論文が公開されました。
    Chika Akagi, Yukio Kurihara, Yuko Makita, Masaharu Kawauchi, Tomohiko Tsuge, Takashi Aoyama, Minami Matsui, "Translational activation of ribosome-related genes at initial photoreception is dependent on signals derived from both the nucleus and the chloroplasts in Arabidopsis thaliana.", Journal of Plant Research, 10.1007/s10265-022-01430-8
    プレスリリースも合わせてご覧ください。 「光受容によるリボソーム生合成関連遺伝子の翻訳活性機構」https://www.riken.jp/press/2023/20230120_2/index.html
  • 2023/01
    論文が公開されました。
    Kurihara, Y.*, Makita, Y.*, Kawauchi, M., Kageyama, A., Kuriyama, T., Matsui, M. *These authors are equal contributions., "Intergenic splicing-stimulated transcriptional readthrough is suppressed by nonsense-mediated mRNA decay in Arabidopsis.", Communications Biology, 10.1038/s42003-022-04348-y
    プレスリリースも合わせてご覧ください。 「未知の転写・転写後制御を解明」https://www.riken.jp/press/2023/20230116_1/index.html
  • 2022/12
    ベトナムのゴム研究所の方々が研究室に来訪しました。
  • 2022/12
    第3回ゴム研究会(東北大学)が行われました。松井南がSATREPS課題に関する講演を行いました。また、研究員の栗原恵美子と客員研究員の蒔田由布子がポスター発表を行いました。
  • 2022/10
    横溝京子さんの送別会を行いました。
  • 2022/08,09
    地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)プロジェクト「ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発」において代表の松井南GD、客員研究員 蒔田由布子(前橋工科大)らがインドネシア大学およびインドネシアゴム研究所を訪問し、第2回JCCミーティング、視察等を行いました。
  • 2022/07
    論文が公開されました。
    Shimada S, Yanagawa Y, Munesada T, Horii Y, Kuriyama T, Kawashima M, Kondou Y, Yoshizumi T, Mitsuda N, Ohme-Takagi M, Makita Y, Matsui M.
    A collection of inducible transcription factor-glucocorticoid receptor fusion lines for functional analyses in Arabidopsis thaliana.
    Plant J. 2022 Jul;111(2):595-607. doi: 10.1111/tpj.15796. Epub 2022 May 21. PMID: 35510416.
  • 2022/06
    地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)プロジェクト 「ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発」において代表の松井南GD、長崎大学 大田真彦准教授がインドネシアを訪問し、講演およびゴムノキ圃場の視察等を行いました。
  • 2022/06
    地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)プロジェクト 「ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発」の第1回JCCミーティングを6月2日オンラインで行いました。
  • 2022/05
    栗原志夫さんの送別会を行いました。
  • 2022/04
    蒔田由布子さん、嶋田勢津子さん、栗山朋子さんがCSRS奨励賞を受賞しました。
    受賞のタイトル「Identification of orange / far-red and blue light photoreceptor from an aceanic green picoplankton」
  • 2022/03
    蒔田由布子さんの送別を行いました。
  • 2022/03
    プレスリリース:植物の細胞分裂期の代謝物質を解明"-1細胞解析で高精度に捉えられた細胞の中身-"
  • 2022/03
    蒔田由布子さん、蔭山杏実さんの送別会を行いました。
  • 2021/12
    地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)プロジェクト
    「ゴムノキ葉枯れ病防除のための複合的技術開発」のキックオフミーティングをオンラインで行いました。
  • 2021/09
    ムーンショット型農林水産研究開発事業 土壌微生物嚢アトラスに基づいた環境制御による循環型矯正農業プラットフォーム構築 "作物グループのメンバー情報が更新されました。"
  • 2021/06
    プレスリリース:三種の光を感知する新しい光受容体を発見"-海洋に広く生息する微細藻の光環境への適応-"

研究グループプロフィール

近年のゲノム技術の進展によって、種々の生物の全ゲノム配列が次々と解読されています。これらの膨大な情報は、生命現象を解き明かすとともに、種々の生物の多様性を分子レベルで明らかにすることを可能にします。当研究グループでは有用な遺伝子情報を集積することで、今までゲノム研究で培った知恵を新たな循環型社会実現のために展開するための技術基盤の構築を行います。

グループディレクター:松井 南


研究概要

種々の生物のゲノム配列が決定され、様々な機能のタンパク質や、RNAが、生命活動を支えるとともに、各生物に特徴的な物質生産に関与していることが明らかにされつつあります。合成ゲノミクス研究グループでは、このような多様な遺伝子情報を駆使して、社会に役立つ物質生産に貢献する研究を行います。

1.植物のゲノム研究
・有用植物としての天然ゴム、ソルガム
・ゴムや糖の作られるメカニズムを調べて、微生物、藻類等で作らせる
・用いるテクニック (バイオインフォマティクス)(CAGE, RNA-Seq, SMART-Seqなどのゲノム技術)

2.シングルセル研究
・細胞1つのレベルでの遺伝子発現解析、メタボローム解析
・SMART-Seqなどの最新のゲノム技術

3.植物の光シグナル研究
・植物の光シグナルの仕組みの解明
・代謝の光制御
・Optogenetics への利用



データベース

合成ゲノミクス研究グループは、多量なゲノム情報とモデル植物で得られたオミックス情報をデータベースとして公開しています。